シュタゲ岡部倫太郎(オカリン),橋田至(ダル)が東京電機大学の学生な件について

2018年4月からSTEINS;GATE 0(シュタインズ・ゲート・ゼロ)のアニメ放映がはじまり、ふたたびシュタゲが話題にあがるようになってきた。

この記事では、シュタインズゲートの主人公である岡部倫太郎(通称オカリン)と、その右腕のスーパーハカーの橋田至(通称ダル)が東京電機大学の学生である件について考察していきたい。

科学アドベンチャーシリーズには、しばしば実在の団体が登場する。東京電機大学も実在する。

まずはおさらいから。

さて、シュタインズゲートを筆頭にした、科学アドベンチャーシリーズには、カオスヘッド、カオスチャイルド、ロボティクスノーツ(厳密にはちがうけれどオカルティックナイン)など、数々の作品がある。

これらの作品群の面白さについて、いまさら、この記事の読者には語る必要はないだろう。

今回の記事で語るべきは、この科学アドベンチャーシリーズの面白さの重要な要素のひとつに”本当にこの世界で同じことが起きているかもしれない”と思わせてくれる「リアル感」があることだ。

では、どこにリアル感があるのか?と問われれば、まず本記事の考察対象になっている「東京電機大学」である。この大学は、実在している。

東京電機大学の公式ホームページ

東京電機大学のホームページ

東京電機大学のホームページ

 

実在している!とか偉そうにいったが、東京近辺に住んでいる人や、大学受験時代にしらべて、とっくに知っているという人も多いことだろう。

 

オカリンとダルは東京電機大学に在学しているという設定

オカリンこと、岡部倫太郎は東京電機大学の1年生で18歳である。またダルこと、橋田至も同じく東京電機大学の1年生で19歳である。

あれ?ダルの方が1歳年上?もしかしてダルって浪人してた?それとも1年目で留年?と思ったかもしれないが、ダルはスーパーハカーなので留年したりしない。誕生日が5月生まれで早いためである。オカリンは12月生まれなので、まだ18歳なだけなのである。

補足だが、シュタインズ・ゲートの年代設定は2010年の夏だ。

シュタインズゲートは何度も同じ時間を繰り返すせいで、永遠にも近いものすごく長い時間が経過したように感じるが、続編のシュタインズ・ゲート・ゼロの時であっても、2010年冬と、いわゆる2クール、夏、秋、冬と移り変わっただけなので、彼らはまだまだ大学1年生のままだ。

オカリンとダルは東京電機大学の何学部なのか?

このあたりで、次の疑問が沸いてくる。彼らが東京電機大学の1年生なのはわかった。では何学部なのか?である。

ちなみに、公式サイトの登場人物紹介であったり、wikipediaには「東京電機大学の1年生」とだけあり、どの学部なのかといったことは記載されていない。

(志倉千代丸あたりが、だれかにどこかで質問されて答えたりしていないだろうか。知っている人がいたら教えてほしい)

書かれていないものはしかたがないので、東京電機大学の中でそれらしい学部を探してみることにしよう。

東京電機大学の学部は以下である。

  • システムデザイン工学部
  • 未来科学部
  • 工学部
  • 工学部第二部
  • 理工学部

当たり前なのだが、思った以上に、工学部に特化しすぎていて、絞るのが難しい。

この中で理工学部だけが、埼玉にキャンパスを構えており、シュタインズゲートは秋葉原が舞台になっていることから除外してもいいと思われる。なので候補は4つ!

まず、それぞれの学部はどんなことを対象としているのかを見ていこう。

システムデザイン工学部

ソフトウェア開発やデータサイエンス、ネットワークコンピュータ等を対象とする情報システム工学科と、デザイン工学、人間科学や工学知識、実践力を基盤とするデザイン工学部の2つからなる学部らしい。

私は某Fラン大学の情報工学部に在籍していたことがあるので、情報システム工学科は、いわゆる今どきのWEBやITのエンジニアに向いている学科であろうことがわかる。

でもだ、おそらくオカリンとダルは未来ガジェットなる素晴らしいガラクタを作ることに情熱を燃やしていたり、するのでどちらかといえば、電気電子系の学科に所属していたのではないかと考えられる。

それに、ダルほどの腕前があれば、あえてネットワークコンピュータ等を学ばずとも、既にすべて知っており、そのうえでハッキングできていると考えられるので、あえてそういった専門に進むとは考えづらい。

なのでこの学部ではなさそうだ!ということにしておく。

未来科学部

次に未来科学部だ。もはや未来ガジェット研究所をたちあげた彼らにふさわしい名前なので、ここでよいのではないかと思う。おそらくこの学部の学生だろう。

実際の内容を見てみると、建築学科、情報メディア学科、ロボット・メカトロニクス学科の3学科からなる学部であることがわかる。

建築やインテリア、構造や生産について学び、設計やデザイン力を身に着け、デジタルメディアやグラフィック、セキュリティやネットワークといったコンピュータサイエンスを学び、ロボット工学やモノづくり、電気電子の基礎を学ぶといった、実践のためには多くを学べ!といった学部だ。

そもそも、オカリンとダルは同じ学部であっても、同じ学科なのかどうかは怪しいところである。彼らは高校時代からの知り合いということなので、別に同じ学科でなくとも知り合いなのだ。

個人的にそれらしさを感じるのは、ダルが情報メディア学科のセキュリティやネットワーク専攻、オカリンがロボット・メカトロニクス学科の電気電子専攻なのではないかということだ。

ダルはモノづくりというよりも、膨大なインターネットに惚れこんでいる節がある。また、未来ガジェット研究所を立ち上げたオカリンは、モノづくり意欲にあふれてることを考えると、コンピュータよりも電気電子といったところかと思う。(オカリンはダルがハッキングしているときにも、あまり専門的なことが理解できていないようであったことからも)

名前的にも未来科学部と、未来ガジェット研究所との関連性も感じることから、シュタインズゲートの制作陣が、ここから着想を得たのではないかと感じる。

工学部

最後に工学部だ。ここは電気電子工学科、電機システム工学科、応用科学科、機械工学科、先端機械工学科、情報通信工学科の6つの学科からなる学部だ。

バイオや医療、流体力学や物理学、航空力学、熱力学なども対象としているのではないかと思えるし、モノづくりの中でも、航空機・自動車等の大型なものや、世界規模のインフラシステム、医療やバイオテクノロジー的な専門であることがわかる。

うん。これではないな。ということでおそらく未来科学部なのではないかと思われる。

なぜ東京工業大学でもなく、筑波大学でもなく、東京電機大学なのか?

工学系の大学で有名なのは東京工業大学(偏差値65ぐらい)であったり、筑波大学(偏差値60ぐらい)であったりする中で、東京電機大学(偏差値50ぐらい)に在籍している設定にしたのかという話である。

これらの工学系の学部を持つ大学の中で、どうやら東京電機大学は少し下に見られているらしい。

(私個人の意見としては、学びはどこでも得られるし、環境はそこまで大学によって変わらないと思っている。この教授からしか学べないことがある!などがあれば別だが。)

そんな中で、シュタインズゲートではなぜ、この東京電機大学なのか。

理由はいくつか考えられる。だが、おそらくこの理由に尽きる。

シュタインズゲートは秋葉原が舞台だから

シュタインズ・ゲートは秋葉原を舞台とした物語であり、秋葉原なくしてシュタインズ・ゲートではないほどの一体感がある。なので、シュタインズ・ゲートの制作陣は、オカリンとダルの大学を東京電機大学にしたのではないかと考えられる。

またさきほど挙げた3つの大学のうち、最も通学しやすいのが東京電機大学のキャンパスである。東京電機大学は秋葉原駅から電車で16分でいくことができる。だが、同じ東京にある東京工業大学は少し離れており、電車だと40分以上かかる。大学生は怠惰に、自堕落に日々を楽しむのが仕事であり、そんな彼らの1日30分×往復の1時間は大きな差である。また、筑波大学は県外にある。

以下が、東京電機大学と秋葉原駅の周辺地図である。

東京電機大学と秋葉原駅

東京電機大学と秋葉原駅

秋葉原周辺と言えば、電気街といった街並みや、今ではアイドルやオタク文化が参入してきており、独特なカオス漂うエリアとなっている。

工学や電気電子などに興味を持つ若者であるなら、その若い時代を、このカオス溢れる秋葉原の地で過ごすのは、至福の時であるのではないだろうか。

オカリンやダルもそういったメリットから、偏差値だけではなく、周辺の風土や文化、というよりも「秋葉原を拠点とする」ことを重視して、この東京電機大学に通うことを決めたのではないかと考えられる。

まとめ

さて、この記事ではオカリンとダルが東京電機大学に在籍していることについて考察した。

実際に考えてみると、この大学が本作品の主人公とその右腕のスーパーハカーであるダルにはすこぶるお似合いな大学ではないかと感じる。

私も情報工学系の大学出身だが、もともと悲惨で楽しい高校生活を送っていたこともあり、東京電機大学や東京工業大学や筑波大学などは、志望どころか、名前すら知らなかった。

これらの大学を知ったのは、シュタインズゲートをプレイしたからである。

また、今回この記事を書くために色々調べたが、東京電機大学に4年間通うというのは、シュタインズゲートの世界でのオカリンやダルを見ていると、非常に魅力的なことだと考えさせられる。

貴重な大学生活の4年間、夏に炎天下の中、暑い暑いと思いながら大学に通うなんていう日々を過ごす選択肢もあったのではないか。もう少し高校時代に勉強をしていれば。もう少しまともに授業に出ていれば。オカリンやダルと同じ大学に通っていたという世界線もあったのではないか。

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以前、牧瀬紅莉栖や比屋定真帆が通っている大学であるヴィクトルコンドリア大学についても考察したことがある。

シュタインズ・ゲートゼロに登場するレスキネン教授やレイエス教授もこの大学の教授だ。興味があればぜひ。

ちなみに、東京電機大学は実在した大学であったが、このヴィクトルコンドリア大学は実在しない架空の大学であった。

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